KANSAI SUPER SHOW
太陽の船
(2007年1月13・14日/東京ドーム)




2006年11月15日、われらが長渕剛さんがニューシングル・「太陽の船」を発売。
2005年8月の「CLOSE YOUR EYES」以来1年3ヶ月ぶりとなる。

この曲は桜島オールナイトライブに感銘を受けた山本寛斎氏が、剛さんにイベントのテーマソングとして
制作を依頼、剛さんも“日本を元気に!”をテーマに掲げて、「夢を持つことの素晴らしさ」と
その夢の実現に向けて前へ突き進んでいく事で光り輝き、元気が生まれるとする
『日本元気プロジェクト』の趣旨に感銘を受けてその熱い思いに応えた。

この日のイベントへの剛さんの出演は当初決まっていなかった・・・
テケテケも剛さんの出演なきイベントに1万円もの値はと、ファンクラブでの優先発売に
飛びつく事はなかった。 しかしその後、剛さんのゲスト出演が決定。
これまでにも数々のコンサートに参戦しているテケテケも、イベントへのゲスト出演としての
剛さんがどんなパフォーマンスを見せてくれるのか気になって仕方がなかった。

翌日のお仕事も休めず、同行者も見つからなかったため今回の参戦は見送ろうかと決めつつありながらも
いざイベントの日を迎えた1月13日、やはり’05年11月以来の剛さんに会える貴重な機会・・・
その日を指をくわえて見送る事は出来なかった。 しかも当日ということもあってチケットを手にした先は
“金券屋”。 新宿の金券屋さんを数店回って2枚4000円の破格値でゲットした。

・・・正確には「チケット」ではなくて、会場でチケットと引き換える「チケット引き換え券」で、その時
引き換えの締め切りまで1時間を切った時間だった。新宿から東京ドームのある水道橋までを
焦る気持ちを抑えながら飛ぶように移動し、引換所の窓口で引き換えを申し出た。

しかしここで重大なミスに気づかされる。
金券屋のショーウインドー越しには全く気がつかず、一時間を切っているものと思い込んで飛んできた
せいもあって疑いもしなかったその日付、翌14日のものだったのだ。
翌日の仕事と開演時間を考えるとどうにも間に合わない・・・なんとかムリを覚悟で日付の変更を願い出た。

すると、窓口奥の責任者の方の特別な計らいで開演時間19時のギリギリになってなお
チケットに残が出たら対応をして頂けるという。
テケテケはその確率にかけて近場の銭湯でその時を待った。
チケット引き換えの権利は2枚・・・ 近所に住む方数人にこのイベントをお誘いするも、
こんな状態で、自身ですらその席に着ける事は確定していなかった。

そしてその時がやって来た。 ドキドキしながら窓口に再訪すると、ムリなお願いに対応いただけたのだ。
周囲にあまり人の居ない端っこではあったが、この会場に居られるだけで十分。
担当の方の柔軟な対応に本当に感謝した。 あとはツヨシワールドの開演を待つばかり!

山本寛斎氏の「拍手の練習から行こうか〜」というマイクパフォーマンスから幕を開けたこの日のイベント。
「ソイャー!ソイャー!ソイャー!ソイャー!」大きく響き渡る掛け声と共に会場を埋め尽くさんばかりの
踊り手による阿波踊りに圧倒。鐘の音が胸に響く。
主演で『青年・カイト』を演じる松岡昌宏さんや『天使』の工藤夕貴さん、『花の妖精』上戸彩ちゃんらが
気球でドーム内の上空を舞っている。ゲスト出演の久本雅美さん、テリー伊藤さん、池谷幸雄さんまでも。

他にも、“飛んで”はいなかったが『祭りの国の王』としてアントニオ猪木さん、
土屋アンナさん、赤坂泰彦さん、クレヨンしんちゃんの野原しんのすけ君までもが登場。
色んなカラーが混ざり合って独特なムードの祭りを演出。

イベントも中盤となった頃、再度の寛斎氏の声が響く。

桜島オールナイトコンサートを機とした我らが剛さんとの出会いを紹介、テーマソング制作の依頼から
『太陽の船』完成までのエピソードを披露。 剛さんを呼び出した。
「へ〜ぃ!私が長渕剛で〜す!! 」
配布されたパンフには、このシーンを『太陽の船』打ち上げに向けての応援歌と位置づけている。

スペシャルゲストとしての登場、しかし後はいつものツヨシワールドがそこに待っていた。
タイトル曲の「太陽の船」一曲のはずだが、この一曲で30分以上・・・もともとは5分チョイのこの1曲をである。
サビの部分の繰り返しもあったがオリジナルでの続きバージョンも披露して、普段の数時間のコンサートを
ギュッと濃縮した感じでコンサートで魅せる様々な演出を全て見せていた。
気がつけばツヨシに関心のなかったであろう人々もその拳を上げている。
そのあまりの存在感の大きさで、イベント自体を喰ってしまったように見えたのはテケテケだけだったろうか・・・
しかし、剛さん目当てのテケテケたちは大興奮!そのひと時を満喫した。


♪「太陽の船に 俺たちは今 飛び乗り                
でっかい 空の果てまで こいで行くのさ      
 荒波に砕かれ 涙が頬つたう時  
            希望の光 俺たちを強く抱きしめるのさ
                     希望の光 俺たちを強く抱きしめるのさ」



剛さんが姿を消した後、大太鼓の轟きとともに『太陽の船』が用意される。
たくさんの夢をはらんで膨れ上がった『太陽の船』がゆっくり起き上がり、天高く打ちあがった。
大盛り上がりのフィナーレに剛さんも再びの登場!
スタンドの大歓声と共演者からの歓声に明るく楽しくおどけて見せた。

来ないハズだったこの場所へ、今来ているテケテケ。
来られているテケテケ。 この幸せをかみしめた。
・・・テケテケも今、船に乗る。


剛さんの前はいつも人だかり

(写真撮影禁止のため無料パンフより
2005年愛・地球博オープニングイベント
「とぶぞっ!いのちの祭り」のものを
イメージとして借用させて頂きます)


(’07.2.20up)