柴又散歩


亀有散歩からこちら柴又へ移動。 到着すると何とも味わい深い駅前風景の中に後ろを気にしながら柴又駅を
目指す寅さんと行き違う。 「寅さん」をご存じない方はいらっしゃらないかとは思いますが、こちらも言わずと知れた
「男はつらいよ」のフーテンの寅こと車寅次郎さんだ。

寅さん像には監督の山田洋次氏によってこう刻まれている。 「寅さんは損ばかりしながら生きている。
江戸っ子とはそういうものだと別に後悔もしていない。 人一倍他人には親切で家族思いで、金儲けなぞは
つめの垢ほども考えた事がない。そんな無欲で気持ちのいい男なのになぜかみんなに馬鹿にされる。
もう二度と故郷になんか帰るものかと哀しみをこらえて柴又の駅を旅立つことをいったい何十辺くりかえした
ことだろう。 でも故郷は恋しい。 変わることのない愛情で自分を守ってくれる妹のさくらが可哀想で
ならない。 −ごめんよさくら いつかはきっと偉い兄貴になるからなー
寅次郎はそう心に念じつつ故郷柴又の町をふり返るのである。」

寅さんのふり返る味わい深い路地を進むと「帝釈天参道」の入り口にたどり着く。
そして、いよいよどこかで見たことのあるような町なみだ・・・

「男はつらいよ」の4作目まで、実際に撮影に使われた「門前とらや」(旧柴又屋)さんもこの通りに軒を並べる。
ちなみに4作目以降は松竹の大船撮影所で撮影されたそうだ。
そして、実際に柴又に「とらや」が誕生したことを受けて、40作目から「くるまや」と名を変えたという。

帝釈天
そして寅さんゆかりの寺として有名な帝釈天(たいしゃくてん)がここだ。
日蓮宗の寺院という事だが、宗教に無頓着なテケテケにはやっぱり『寅さんに出てくるお寺』でしかない・・・
これといった目的もなかったため、軽〜くひと回りして
みつけた看板にあった『寅さん記念館』へ。

葛飾柴又 寅さん記念館
◎開館時間 午前9時〜午後5時 (入館は閉館30分前まで)
◎休 館 日 第3火曜日(ただし第3火曜日が祝日・休日の場合は、直後の平日)
及び12月第3水曜日・木曜日  
実際に使われていた「くるまや」の撮影セットやミニチュアの展示や、全48作の作品や撮影地をふり返る
コーナーなどがあり、テケテケも興味のあるアノ作品を中心に寅さんのありし日をふり返った。

その作品とは37作・1986年の志穂美悦子さんと長渕剛さんの出演した「幸福の青い鳥」と、
1989年・42作目の「ぼくの伯父さん」、国民的美少女と称された後藤久美子さんがマドンナを務めた作品だ。
テケテケも例外にもれず、ゴクミ目当てに映画館へ足を運んだ覚えがある・・・(*^-^*)
テケテケが「寅さん」を映画館で見たのは後にも先にもこの1回、それなのにこの親しみと存在感はナンだろう・・・?


矢切の渡し
「寅さん記念館」より案内に沿って出てみると河原が見えている・・・ テケテケエリアにもにたその光景。
川の流れに沿ってちょっぴり進むとその場所がある。
こじんまりとしていて、その“場所”は見つけづらいかも知れないが舟の往来を見つければそこがその場所だ。

営業: 土日祝日及び庚申の日(3月中旬から11月下旬は毎日)
夏 9:30〜16:30 冬 9:30〜16:00
休業:雨天荒天、河川増水の場合                   


(写真「東京発フリー写真素材集」様より)

片道100円だそうだ。 いまや観光的な要素が強く、それ以外にどういった目的で利用されているのかが
分からないので、この料金が安いのか高いのか分からないが、テケテケの感覚的には安いと思った。
もともとは江戸時代初期の農民の渡しとして現われ、江戸への出入りを関所によって厳しく規制されていた中に
あって、川の両側に田畑を持つ農民の特権として自由に渡る事が出来ていたのだそうだ。
今では都内唯一の「渡し」となり、個人で営まれているという。

ちなみに舟にはモーターも付いていて、多くの乗客が待っている際や回送の際などには手漕ぎではなく
モーターが使われる。 手漕ぎの「キーコ、キーコ」という音とゆったり水面を進む中をさわやかに吹き付ける
風と音は “残したい 日本の音風景 100選”にも選ばれている。


テケテケたちと乗り合わせた御一行様

松戸側に旗が上がっていれば“営業中”
テケテケたちは柴又側から「寅さん」経由で渡しに
乗船したが、こちら矢切側はゴルフ場の中らしき
場所に到着して、お土産屋さん以外は取り立てて
何もない。 多くの旅行者は渡ってきたその足で、
また引き返して行くのだろうか?

テケテケ一行はそのまま千葉県側、矢切の駅を
目指すことにした。

それにしてもゴルフボール飛んでこないのかな?
コワイよこわいよ〜( ̄□ ̄;)!!

野菊の墓記念碑
行き先を失ったテケテケたちに、通りすがりのおじさんが
教えてくれた「野菊の墓の文学碑」。

「野菊の墓」って知ってる? ('-'*)
(^_^;) 「いや・・・チョッと・・・」

「知らないんじゃ行ってもしょうがないね・・・」 ┐('〜`;)┌


チャンチャン。

そう、伊藤左千夫氏の小説の舞台としてここ矢切地域が
登場、農村・田園風景を舞台とした悲恋の物語だそうだ。
機会があったら読んでみるとしよう。

野菊の墓文学碑を経由しつつ、30分ほどは要したろうか。
北総鉄道の矢切駅に到着。
駅舎内には以前使っていた渡し舟と紹介文が展示されていた。

この日の思いつきの小旅行を終えたテケテケ一行は、4月19日にオープンを迎えたばかりの浴場施設・
「笑がおの湯」を発見!
風の向くまま気の向くまま、この浴場施設に入ってヒトっ風呂。


一日の汗を流し終えたテケテケ一行は、お仕事帰りのアノ方をお招きして
この日の旅路を打ち上げる。

お疲れ様でした〜♪ かんぱーい!!( ^_^)/▼☆▼\(^_^ )


(’07.4.27散策 ’07.5.26UP)

 
           電車でゴー