2007年旅初め・ “シーハイル”の旅

2007年1月7日・・・ 2007年の旅始めは職場の先輩に誘われた、この日の日帰り旅行となった。

テケテケ宅の最寄り駅戸田公園・6時5分発の川越行きに乗車せよとのメールによる指令。
お仕事よりも早く起きだして、いったいドコに連れてってくれるのでしょう?>^_^<
「夜明け前が一番暗い」の言葉通り真っ暗で、寒風吹き付ける駅へと向かう道中にこの日の行程を思った。

予定通り6時5分に出た川越行きの埼京線車中・武蔵浦和駅で先輩と合流。
このまま乗換えとなる大宮駅まで乗車し、6時24分に到着した。

ここ大宮までは何の事は無い・・・ テケテケのいつもの生活エリア。

これから先の“未知の世界”に思いを馳せる頃、お酒の好きな先輩がさっそくの“ブツ”を
仕入れに向かう・・・ 
大宮から乗車する列車とは、快速・シーハイル上越がそれだ。

毎年この時期に、スキー場へ向かう旅客の足として大宮―石打間を結んで運行されている。 今年2007年はこの日1月7日から2月25日までの土・休日に運転される事になっており、テケテケたちの乗車したこの日は、それを目してか運転初日のお出かけとなった。

当初それほどの列もなく意外ささえも覚えた大宮駅での乗車列であったが、6時50分の発車の頃にはそれなりの乗客であふれた・・・

テケテケたちも含めてのことではあるが、普通列車と快速列車の乗車がフリーとなる『青春18きっぷ』の適用期間とあって当然といえば当然の混雑なのである。
そんな車中で軽〜い宴会に興じ、9時37分越後湯沢駅に到着した。

3時間弱の時間ではあるが、ほろ酔いの二人にはあっという間・・・
テケテケにとってのこの冬の“初雪”はここへ向かう車中でのこととなった。

晴れ間の中にも景色の中に残る積雪と、刺すような北風が雪国の冬を思わせる。
越後湯沢駅の駅ビル構内に温泉施設を発見!

お風呂好きのテケテケ一行は大まかに立ててあった予定を変更し、この湯に導かれる事にした。

さっそく入湯場へ向かってみるも、10時30分の営業開始だそうだ・・・ しかし、この時すでに予定していた9時55分発のガーラ湯沢駅へ向かう新幹線は発車してしまっており、この地での時間調整は余儀なくされていた。
お土産コーナーや地酒の利き酒コーナーの営業は
開始されていたものの、せっかくの旅先での時間・・・

駅ビルを飛び出して周囲をひと回りしてみる事にした。

旅先での30分は程なく経過し、待望の湯に浸かる・・・

見かけの華やかさとは対照的に、大きめの湯船一つのシンプルな温泉だった。

駅ビルの中とはいえ、後にお話しする温泉を目的としながら、温泉のハシゴを思いついてねじ込んだ行程だっただけに、このシンプルさはチョッピり拍子抜けなものとなった。

11時36分、次なる目的地・ガーラ湯沢へ向かう新幹線乗り場へと向かう・・・ しかし何だか様子が変だ・・・
電光掲示板の時刻表示に我らの乗車列車の表示がない。

同行の『旅のエキスパート』さんの落胆の声が聞こえてきた・・・ 乗車すべきは11時22分の発車だったようだ。
前述の36分発は運転日の指定のある列車でこの日の運転はなく、12時25分までの足止めが決まった瞬間だった。
つい先ほど30分の時をやり過ごした一行はまたも40分の時を垂れ流す・・・
しかし、先ほども言ったが旅先でのハプニングはそれ自体が得難いスパイスとなる。
特に、こうしてサイトの題材にも使わせてもらえるテケテケには最高のスパイスだ。(o^^o)

落胆するエキスパートさんを横目に、新幹線で食す予定だったアユの塩焼きにかぶりつき、
思わぬ場所での二次会のゴングを鳴らす事となる。

越後湯沢駅からガーラ湯沢駅間は新幹線でわずか1駅。
乗車してしまえばわずか3分の距離だ。
タクシーなら5分、歩いてだって30分もあれば行ける。

そもそもスキーが目的でもなく、こんな形でこの時期に
ガーラ湯沢行きの列車を待つ人など他に居るのだろうか・・・?

とりあえずテケテケたちが“二次会”に興じる間に
この待合室に割って入る人はいなかった。(^_^;)


そして待望の「MAXたにがわ」が入線、予定通り12時25分に発車し、12時28分、ガーラ湯沢駅に到着した。
あ、チョッとみて!新幹線なのに特急券が100円って!!
乗車券の140円と併せてもたった240円だよ。

テケテケもびっくりしてサイトを調べてみたら、
この区間、『上越新幹線』って名乗ってはいるけど、
法的手続き上は「上越線」の支線っていう扱い
なんだって。 そこにたまたま新幹線の車両が
使われているっていう解釈。(*^_^*)

運賃の140円と在来線の特急券として100円で
240円なり〜♪

(この項’07.2.20追記)
ガーラ湯沢駅に到着・・・

とはいっても先にも申したがスキーが目的ではない。

だが、スキーの機会の極少のテケテケはこの駅に来る事
そのものがとっても貴重な機会なのかも知れない。

事実、田舎のある秋田に行く道すがら新潟駅・浦佐方面へ向かう機会はあるものの、枝線となるこの駅へは初めて訪れた。
ガーラ湯沢駅はJR東日本が運営するスキー場「ガーラ湯沢」と直結しており、
スキーシーズンとなる『冬季』のみ営業される臨時駅となっている。
テケテケたちの本当の目的の地はここだ・・・ ガーラ湯沢駅の窓からも見えているこの浴場施設。
国道17号線沿いにあり、関越自動車道からも見える「ゆ」の大きな看板が目印となっている「ゆざわ健康ランド」がそうだ。 
国道17号線といえば、この道をたどれば我がテケテケエリアと繋がっている・・・何の事はないが、何となく嬉しい。
道路と線路の向こうに見えるその場所で、ゆったりトキをやり過ごす。そんなゆったりプランだったのだ。

しかし眼下に見下ろし近そうに見えていたアノ場所も、実際に歩くとなると結構な距離だった・・・
ただでさえ雪の積もった歩道に歩く人影は無く、背向は危険と対向してくるクルマの動きに注意しながらの歩み・・・
そして写真では伝わらないかも知れないが、かなりの風雪があって風上方向には吹き付ける雪粒に
目を開けていることすらも出来なかった。 写真左のごとく線路の向こうに見えているその目的地への到達を諦め、
引き返すことを決断した。 

なだらかな斜面を下ってきたが、たった今来た道を戻る上り斜面が実際の疲労以上に空しさを伴う。

そして代替の地をガーラ湯沢駅構内にあるガーラの湯に設定。 
風雪と積雪により濡れネズミとなった服装を脱ぎ捨てて、すぐさまこの湯に飛び込んだ。
普段はスキー客で賑わうらしいこの浴場、そしてこの駅構内・・・ 今にして思えばちょっぴり人影は少なめだった。

その理由は翌朝のニュースで知る事となったのだが、強風のためゴンドラが停止し、3000人もの人たちが山頂の
レストハウスで足止めを受ける事態となっていたのだ。 この日は鉄道でも強風などの悪天候を理由にダイヤが
乱れており、翌日に勤務の控えたテケテケたちの帰路をも心配にさせていた。

ガーラの湯で身体を温めたテケテケたちは大広間でちょっぴり仮眠をとり、飲食設備のない同店を出て越後湯沢駅に戻って腹ごなしの場を探した。

しかし、先輩の求めた「へぎそば」のお店は開店時刻前・・・
この日の一行は今ひとつツキがない。
その後も数店を回ったがここぞといったお店に行き当たらず、結局はちょっとした食堂で落ち着く事にする。

16時33分、シーハイル上越の上り列車がテケテケ一行を大宮・テケテケエリアへと連れ戻る。 日没の早いこの時期、わずかな時間で車窓は消えた・・・日帰り旅行の淋しさをひと時の宴に変えて19時21分の到着を待つ事にする。

旅行途中の行程は大きく予定を変えたものの、悪天候にも影響を受けることなく無事に19時21分、大宮へ到着。

同35分発の埼京線快速で19時48分、我がテケテケの町に到着。締めの一杯で旅の無事を打ち上げた。

「シーハイル」=スキー・最高、スキーヤーのあいさつ言葉だそうだが、テケテケ達にはスキーの「ス」の字も無かった・・・

温泉とお酒と予定変更の旅・・・
それでもやっぱり、旅は面白い。


('07.1.18up)

 
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