ジャイアンツ
5年ぶり
 
リーグV達成!!



2007年10月2日

東京ドーム

S003 010 000 4
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G001 200 002 5

5月下旬から繰り広げられていた巨人と中日の首位争いに9月を過ぎて阪神が割って入る・・・
ジャイアンツは一時、2位・中日に5ゲームの差をつけた。
それでも長丁場のペナントレースは面白い、9月14日にはセ・リーグ3強がわずか0.5ゲーム差の中に
ひしめいた。この時点でのこれほどまでの混戦はセ・リーグ15年ぶりの事という。

あれよあれよと勝ち進む、勢いのついた阪神が藤川の10連投もあって10連勝を達成。
最大12ゲーム差の奈落からはい上がって一時は首位の座すらも奪い取った。
毎日変わる順位にデットヒートの軌跡を見ることが出来る。
この時点で、『阪神優位』の声も『中日優位』の声も、紛れもなくあった。

しかし、ペナント終盤に暴風を巻き起こした「台風」の勢力は急速に衰えた・・・
首位争いをする巨人・中日とは互角の戦いを見せながら、その後に続くヤクルト・横浜に苦戦して
まさかの8連敗。 せっかく奪った頂点の座を空け渡した。

残る2強の争いは消化試合数の違いを睨んでの戦いとなる。
先に試合を消化し、負け数の多いジャイアンツはこれ以上は負けられない。
しかし、残されたラストの8試合は全て東京ドームでの試合で組まれている・・・
そう、テケテケたちの直接の応援が届けられるのだ、これは何にも増して有利な条件だ。

ドームでのラストスパートも、初戦に先制を許して苦戦したものの見事に形勢を返して
横浜戦3連勝スタート。

9月24日、いよいよ『最後の決戦』・巨人ー中日3連戦の日を迎える。
しかし、この日のジャイアンツは「あと一点」が追いつけず頂上決戦の初戦を落とした。
この時点で中日に優勝マジック7が点灯。
満を持して25・26の両日をテケテケも観戦し、必勝を祈願する。

その甲斐あってか7ー3、8−4のスコアで中日戦を勝ち越して終えた。

ジャイアンツの試合は月を変えた10月2日まで組まれていない・・・
この日までの中日の戦い、4試合を高みの見物といこう。

9月27日、阪神の8連敗目となるこの日、終始中日ペースで進んで中日のさすがの強さを見せ付ける。
28日、中日が1点を先制するもその裏に2ランHRを喫して逆転負け、
連敗中の阪神に痛く、まさかまさかの1点差負け。
ついに中日に灯っていたマジックが消滅し、逆にジャイアンツにマジック「2」が逆点灯。
中日が優位に立っていたはずの「負け数の少なさ」を全て吐き出した格好。
「残り試合の多さ」は優位ではなくなり、負けられない試合のみが多くなった。

30日、対戦相手を変えて広島戦、さすがの中日、すんなりとは退かない。
3−0 の完封で意地を見せる。

熱きペナントレースもエンディングの時が確実に近づいている・・・
月を改めた10月1日、3−3で迎えた8回、4番手鈴木が広島の嶋にタイムリー3塁打を浴びて敗戦。
ジャイアンツの優勝マジックは「1」となって王手をかけた。

そしてその興奮そのままに、東京ドームに巨人軍選手が帰ってきた。
5日前の状況とは明らかに違う。
「勝てば優勝」だ。 最高のシチュエーション・・・
ちなみにこの日は中日の試合が組まれていない。
ーという事は、「負けて胴上げ」のシーンはこの日には無い。
5年前の甲子園で、サヨナラ負けの悪夢下での痛々しい胴上げの再現を心配する事がない。

この日・2日か翌3日の“チーム最終戦”で自力で決めよう。
選手はもちろん、ファンの誰しもがそう願い、東京ドームに集結する。

この日の先発はG内海とS石川。 先手を取ったのはヤクルトだった。
3回の表、2アウトを取った後で青木・田中浩に連続ヒットを打たれ、続くラミレスにホームランを
浴びる最悪の失点・・・ にわかにドームに暗雲がたちこめたが、すぐさまその裏、ゴンザレスの
ホームランで1−3。 こうした重い試合での追い上げには少しでも早い着手が求められる中、
値千金の3号HRとなった。

そして4回にも小笠原の2塁打をイ・スンヨブのホームランで生還させ3−3。
4回にして早くも追いついた。

後は少しでも早くリードを奪って逃げ切りを図りたいところだったが、追いついた直後の5回、
先頭の川本に2塁打を許し、そのあともフォアボールなどで招いた満塁のピンチに併殺の間で1点を失った。 
ジャイアンツは続いて出てきた藤井、シコースキーに苦しんで1点が遠いゲーム展開となった。

そして9回裏の最終回、先頭の小笠原がデットボールを受けて出塁、代走に鈴木尚を送り出す。

・・・しかし、ここでまさかの鈴木の牽制死。
意気消沈した巨人の運命は大きく変わった・・・

と、なってもおかしくない展開だったが、本拠地での優勝達成を信じて疑わないファンの前で、
Gナインの粘りは凄かった。

イ・スンヨブが四球を選ぶ。チャンスに強い二岡にして送りバントを選択。
2アウト2塁からの同点“ラストチャンス”を狙う。

続く阿部をヤクルトベンチは敬遠。
結果としてこの阿部ちゃんが決勝のホームを踏む事になる。

野間口に代わる代打・矢野がピッチャーへの強襲内野安打で出塁して2アウト満塁。

ホリンズの代わりに入っている清水に打席が回る・・・
代わったヤクルト5番手・花田からショートへの内野安打でまず同点。

そして次の瞬間、一塁へ悪送球する間に2塁ランナー・阿部がホームをついて優勝達成!

球場に居た観衆も我が目を疑う幕切れだった。

5年ぶり40回目(2リーグ制以降31回目)の優勝を決めたその瞬間に、テケテケも立ち会った。





言うまでもなく、今季からの日本シリーズ出場には、
新設された『クライマックスシリーズ』を勝ち抜く必要がある。

GIANTSの熱き戦いはまだ終わらない。
日本一達成の歓喜の瞬間まで。


(’07.10.5up)